自転車 / 宅配便で送る
2024/4 
 自転車は段ボールに梱包し、サイズと重量が制限内に収まっていれば、一般の荷物として宅配便で送ることができます。
 ヤマト運輸の宅急便のサイズと重量の制限と、関西から沖縄までの料金は次のようになっています。

 ゆうパックの関西から沖縄までの料金は次のようになっています。重量は25kgまでです。

 佐川急便の飛脚宅配便の関西からの料金は次のようになっています。料金の点から、この選択はありません。

 「ルノー LIGHT10 BK」は、梱包サイズで83.5×63×35cmということですから、大きさに関しては、200サイズに収まり、ヤマト運輸の宅急便で送ることができます。「LIGHT10 BK」の重さは、ペダル、スタンドを付けても、11.3kgです。梱包用段ボールやキャリーバッグ、自転車関連の荷物が4kg程度とすると、それら以外に、15kg程度の荷物を同梱できます。
 一方、ゆうパックの大きさは170サイズまでなので、折りたたんだ状態でも送れません。そこで、折りたたみ自転車を全部分解してみました(チェーンは絡まないよう結んでおきました)。すると、折りたたんだフレームは、50×70センチの大きさに収まります。高さ40センチまでにタイヤを押し込めれば、160サイズに収まりそうです。

 余っていた段ボール4枚をつなぎ合わせて、40×50×70センチの段ボールを自作しました。重さ3キロですが、木工用ボンドやガムテープで補強したので、かなり頑丈になりました。

 隙間に、工具や衣類、タオル、靴、小物をぎっしり詰め込んで、PPバンドで手締めしました。総重量は、24.5kgで重量制限ぎりぎりとなりました。 
 宮古島まで、この自転車収納の160サイズ段ボールとその他の荷物収納の140サイズ段ボールの2個をゆうパックで送りましたが、合計で6000円弱ですから、ヤマト運輸の宅急便で200サイズ段ボールを送るより3000円近く安くなります。
 また、ゆうパックの140サイズと160サイズの料金は300円ほどしか違いませんから、160サイズ2個を送る手もあります。つまり、50×50×60センチの160サイズ段ボールを車輪収納用に新たに作れば、自転車本体と車輪を分けて収納することができます。すると、パッキングが楽になり、トータルの収納量も増えるので、飛行機に乗るときは、最少限の身の回り品だけを持って行けば良いことになります。
 ただ、最少限の身の回り品だけを持って行くとなると、荷物が予定通り付くかどうか心配になるところです。
 2024年1月16日の飛行機で、宮古島に到着しましたが、ホテルで荷物を預かってくれるとのことだったので、前日の15日配達を指定し12日に神戸から、ゆうパックで140サイズと160サイズの2個口を発送しました。発送の翌々日に配達されるとのことだったので、1日余裕を持って14日に到着する予定で発送しました。
 配送履歴は次の通りです。12日午後3時集荷で、翌13日午後3時半に宮古郵便局に到着しています。多分、関西空港から直行便の旅客機に搭載されたものと思われます。

 2024年2月28日に、宮古島から神戸に2個口を発送しました。発送から3日後に到着するとのことだったので、指定日を3月2日としました。指定日はいつでも良かったのですが、ラベルに配達希望日を記載することになっているようなので、一応最短の3月2日としました。
 配送履歴は次の通りです。28日午後3時29分発送で、那覇を経由し、翌29日夜に大阪に到着しました。翌々日には配達されました。

 送料は、関東、関西から沖縄まで、税込み5,260円です(料金・割引を調べる)。ANAJALSkymarkでは、自転車も受託手荷物として20kgまでは無料で預かってもらえますが、Peachjetstarでは、4,000円程度の料金がかかります。さらに、ANAJALSkymarkでは、手荷物は10kgまで機内に持ち込めますが、Peachjetstarでは、7kgまでしか持ち込めません。したがって、Peachやjetstarを使う場合は、自転車は宅急便で送った方が便利です。
 一方、ANAやJAL、Skymarkでは、自転車を自分で運べば、往復で1万円ほど安上がりになります。しかし、長期滞在になると荷物もそれなりに増えるので、自転車を含めてすべての荷物を運ぶのはかなりの体力を消耗します。荷物の一部をゆうパックで送る手もありますが、120サイズ(縦横高さ合計で120センチ、25kg以下)で、2,000円ほどかかります。それならば、3,000円上乗せして、自転車ごと宅急便で送った方が良い感じもします。
 なお、上記のヤマト運輸のページによると、「電動アシスト自転車・電動自転車(フル電動自転車)は、小型車両のため航空便では発送できません」となっていますから、電動アシスト自転車も船便を使うなら、宅急便で送れるのかもしれません。それが可能なら、電動アシスト折りたたみ自転車を沖縄に持って行くこともできそうです(輪行袋にキャスター 参照)。