今年(2024年)の1月半ばから2月末まで、沖縄県の宮古島に滞在しました。折りたたみ自転車を持って行き、スーパーで買い物をし、自炊しましたから、旅行というより、プチ移住といった方が良いかもしれません。もっとも、「移住」といっても生活の拠点を移すわけではありませんから、旅行の延長の長期滞在にすぎません。
 沖縄を初めて訪れたのは、2020年の1月です。那覇に20日ほど滞在しました。その後、新型コロナの流行を挟んで、2023年1月、3年ぶりで那覇を訪れ、1月上旬から3月上旬まで、2か月滞在しましたから、今回で3回目の沖縄訪問です。
 那覇市は、隣接した浦添市、豊見城市を含めれば、人口50万にも及ぶ都市圏を形成し、高層ビルが並び、モノレールや交通ラッシュもある都会です。一方、宮古島市は、人口5万で、人口密度は那覇市の30分の1しかありません。澄んだ海にエメラルドグリーンやコバルトブルーが映えます。高層ビルはホテルぐらいで、車の量は格段に少なく、那覇市とは好対照です。

沖縄には冬がない
 沖縄には、本土の感覚での冬がありません。次のグラフが示すように、沖縄の1、2月の気候は、本土の4月下旬の気候にあたります。沖縄は1日の温度差はあまりないので、朝晩にぐっと冷え込むことはあまりありません。実際に、沖縄の1、2月に暮らしてみて、暖房が欲しいと思ったことはありませんでした。

 一方、データで見る限りでは、沖縄の6〜9月の気候は、本土の7、8月に相当します。つまり、沖縄では真夏が4か月続くといえます。しかも、湿度が高く蒸し暑そうです。沖縄観光のハイシーズンは、7、8月ですが、沖縄に住んで、逆に7、8月は北海道に出かけるという選択肢もありそうです。

那覇市の賃貸水準は政令指定都市並み
 ホームズのデータから、札幌市、神戸市、福岡市、高松市、那覇市について、50平方メートル以上、築30年以内、駅徒歩20分以内の鉄筋の賃貸住宅の募集件数を比較すると次のようになりました。人口は、全国1741市区町村の人口ランキングのデータによりました。人口/募集件数は、数値が小さいほど、一定人口当たりの募集件数が多くなります。つまり、空き部屋比率が高いと考えられます。札幌市と高松市は空き部屋比率が高く、家賃も安くなっています。那覇市は、政令指定都市の神戸市や福岡市と同じ程度の水準といえそうです。
 うちなーらいふグーホームは、沖縄地域限定の住宅紹介サイトです。うちなーらいふでは、駅からの徒歩距離のデータがないので、条件は限定できませんから、募集件数はその分多くなっています。また、 グーホームでは、築20年までのデータしかありませんから、そのデータを使っているので、募集件数はその分少なくなっています。
募集件数 人口 人口/募集件数 賃料
札幌市 2,347 1,973,000 841 4万2000円〜
神戸市 1,087 1,510,171 1389 5万6000円〜
福岡市 1,330 1,595,674 1200 6万4000円〜
高松市 585 414,105 708 4万7000円〜
那覇市 228 314,009 1377 5万8000円〜
うちなーらいふ 338   929 5万9000円〜
グーホーム 294   1058 5万5300円〜 
 
マンスリーマンションなら月12万円ぐらい
 沖縄に長期滞在する場合、宿にはキッチンと洗濯機が欲しい所です。このような施設は、海外リゾートではコンドミニアム、都市部ではサービスアパートメント、やレジデンスと呼ばれているようです(コンドミニアムとは|ホテル用語集|ホテリスタ)。那覇市で長期滞在で割引となるホテルもありますが(長期滞在・連泊ができるホテル一覧 | Monthly Hotel(マンスリーホテル))、キッチンと洗濯機付きは数が少なく、1泊6000円以上はします。マンスリーマンションなら、1か月で総額12万ぐらいで泊まれます。

物価は本土に比べ少し高い
 那覇市の物価は本土に比べ少し高いと思います。 
 大阪から、近畿、四国、中国、東海一円までは、せいぜい200キロ程度ですが、沖縄から大阪までは1200キロもあります(東京や大阪から全国の県庁所在地までの距離一覧)。それだけ輸送費も高くなりますし、生鮮食品を空輸する場合はさらに割高になってしまいます。
 那覇市にも安売店はありますが、関西の場合は、コストコ、業務スーパー、ラムー、サンディなどディスカウントスーパーの競争が激しいので、激安となっています。
 
長期滞在でも本の予約貸し出しができる
 県立図書館と那覇市立図書館では、一定期間の滞在を証明すれば、利用者カードが作れて、本の予約貸し出しができます。宮古島市立図書館と恩納村文化情報センターでは、滞在期間の長短にかかわらず、本を借りることができます(図書館 県立と市立)。
 県内の図書館では、沖縄関係の図書の蔵書は次のように充実しています。


















琉日戦争一六〇九 1 6 1 2 1 1 2
琉球王国と戦国大名 1 6 1 2 1 1 2 1
島津氏の琉球侵略 1 5 1 1 1 1
琉球王国は誰がつくったのか 1 3 1 1 1 2 1
琉球建国史の謎を追って 1 1 1 1 1
人頭税はなかった 1 3 2
琉球・沖縄寄留民の歴史人類学 1 1 1 1
孤島苦の琉球史(2022) 1 2 1 1 1
琉球戦国列伝(2012) 1 7 1 3 1 1
琉球戦国列伝(2022) 1 2
OKINAWA 365 1 2 1 1 1
琉球弧の祭祀と行事 1
おもしろ沖縄の伝説 1 4 1
沖縄名所・史跡めぐり 1 6 1
那覇の史跡・旧跡ガイドブック 1 5 2
 
折りたたみ自転車が重宝
 沖縄の長期滞在では、折りたたみ自転車が随分と役立ちます。買い物する店を選ぶ場合、徒歩に比べ選択範囲がぐっと広がります。
 折りたたみ自転車は、飛行機に乗るときは手荷物として預けることができます。ただし、Peachやjetstarでは、追加料金がかかります。また、折りたたみ自転車はキャリーバックや工具の重量を含めれば、12キロ以上はするので、空港まで運ぶのが大変です。そこで、多少費用はかかりますが、宅急便で送る手もあります。