自転車 / 折りたたみ自転車
2021/11/21 
 新型コロナウイルス感染の収束後に備えて、折りたたみ自転車「ルノー LIGHT10 BK」を、ヨドバシ・ドット・コムで購入しました。 
 税込44,590円ですが、10%のポイントが付くので実質4万円です。アマゾンでも、だいたい同じぐらいの価格です。タイヤ径20インチ、7段変速で10.8kg(本体のみ:ペダル、スタンドを除く)ということですが、ペダル、スタンドを付けた状態では、11.3kgありました。デザインは結構気に入っています。

 一般的な自転車のタイヤ径は、26インチ(66センチ)か700C(70センチ)なので、20インチ(50センチ)はかなり小さく感じます。
 ヨドバシ・ドット・コムで販売している折りたたみ自転車の半分以上はタイヤ径20インチです。携行性と走行性の兼ね合いから、20インチの需要が多いということでしょうか。実際に使ってみると、26インチに比べ加速性は劣るものの、平坦な道ではさほどの不便は感じません。街中を走る場合は、歩行者がいたり(高齢者や乳母車のすぐ近くを疾走するマナーの悪い自転車は時々見かけますが…)、信号があるので、あまりスピードは出せません。下り坂はブレーキをかけるので、26インチと差はありません。上り坂は、ギアを落とすと全然進まないので、降りて押した方が速いぐらいです。

 サイクルベースあさひが販売している折りたたみ自転車の重量は次のようになっています。8kg以下に収めようとすると、タイヤ径は14インチになってしまいますし、あまり安くはありません。そこそこの値段で20インチの折りたたみ自転車を買おうとすると、12kg以上になってしまいます。ルノー LIGHT10 は、20インチで総重量11.3kgですから、かなりコンパクトにまとまっています。

 ルノー LIGHT10 を折りたたむと、830×430×630mmのサイズで、かなりコンパクトに収まります。しかし、トータルで189cmとなるので、ゆうパックの170サイズを超えてしまいます。前輪とサドルを外して、170サイズに収めることができれば、便利だと思います。JAL、ANAとSkymarkでは、自転車を手荷物として無料で預かってくれますが、ピーチとジェットスターでは、4000円程度の追加料金がかかります。ゆうパックで、沖縄や北海道に送った場合の料金は3000円程度です。

 自転車をたたむときは、まずハンドルをたたみ、次にフレームをたたみます。さらに、ペダルを外すと、さらにコンパクトになります。ペダルを外すときは、ネジを進行方向と逆に回します。ペダルを付けるときは、ネジを進行方向に回します。ペダルを漕ぐときは、前方に力が加わるので、ネジを締め続けることになります。したがって、ネジを緩めるために、かなり大きな力が必要となるので、ペダルレンチという専用の工具があると便利です。

 ペダルには左用と右用があります。

 キャプテンスタッグの折りたたみ自転車用キャリーバッグY-5501(幅820×奥行き380x高さ550mm)に余裕で収納できました。

 前回、沖縄に持って行ったピストバイクは、タイヤ径は700C(70センチ)あります。したがって解体しても、折りたたんだ状態のルノー LIGHT10 と比べて、一回り大きくなります。総重量は11.5kgなので、700Cの自転車としては軽量です。
 2017年3月に26,170円で買いましたが、シングルギアのピストバイクなので、かなりマニアックな自転車です。似たようなクロモリ製ピストバイクが35,999円で販売されています。
 私が買った製品は、ドロップハンドルだったので、普通に街で走るには、とても不便で、早々にハンドルを付け替えました。さらに、十分整備がされてないようで、
急な下り坂ではほとんどブレーキが効かない状態でした。ピストバイクにはブレーキは要らないという発想なのかもしれませんが、とても危険です。ブレイキシューを付け替え、調節して、なんとかそこそこ止まれるように工夫しました。
 その後、坂道の多い街に引っ越したので、パナソニックの電動アシスト自転車ベロスター BE-ELVS77B を買いました。それで、ピストバイクは輪行に使うことにしました。総重量は11.5kgなので、持ち運びには便利ですが、解体しパッキングするのに、かなり時間がかかってしまいます。さらに、ブレーキ部品がさびついて、ほとんど効かなくなってしまいました。
 そこで、ピストバイクを廃棄し、ルノー LIGHT10 を買うことにした次第です。