/ さいおんスクエア

 さいおんスクエアは、牧志・安里地区の再開発によって誕生したエリアです。国際通りの東端の南に接しています。事業は、安里川を付け替え、ホテルと高層マンションを建てるというものです。2008年に着工して、2011年に完成しました。
 再開発前の状況は次のとおりです(さいおんスクエア牧志・安里地区第一種市街地再開発事業のパンフレット)。   


大雨の度に安里川が氾濫を繰り返していました(左)。また、老朽化した木造家屋が密集していました(上)。
 再開発により、次のようになりました。
 安里川が付け替えられ親水公園が整備されました。
 北敷地には12階建てのビルが建てられました。入居店舗等は、次のとおりです。
1〜2階 ショッピングモールCARGOES(カーゴス)
3階  牧志駅前ほしぞら公民館牧志駅前ほしぞら図書館
4〜12階 ダイワロイネットホテル那覇国際通り
 南敷地には、西側の25階建て(タワーレジデンス=分譲住宅)と東側の6階建て(テラスコ ート=従前地権者用住宅)の連結したビルが建てられました。タワーレジデンスの中古物件は、プレミスト牧志タワー国際通りという名称で、いくつか売りに出されています。1番高い部屋は、最上階143.48平方メートルの1LDKが1億3000万円です。相続税対策の物件なのでしょうか。 

▼さいおんスクエア南東隅から、北西を見た風景。左がタワーレジデンスとテラスコ ート、右がダイワロイネットホテル。

▼安里川左岸から北敷地を見た風景。牧志駅からCARGOES(カーゴス)2階に接続しています。

▼安里川右岸から上流を見た風景。安里川が増水しても十分対応できる容量があります。

▼安里川上流から下流を見た風景。平日の昼間は、ほとんど人影は見当たりません。

▼さいおんスクエア北西隅から、南東を見た風景。左がCARGOES(カーゴス)とダイワロイネットホテル、右がタワーレジデンスとテラスコ ート。牧志駅から地上に降りれば、CARGOES(カーゴス)1階に接続しています。

▼安里川上流から下流を見た風景。この日は水が澄んでました。

▼国際通り沿いの駅前広場には、巨大なゴンドラが展示されていました。

▼駅前広場から牧志駅を見た風景。奥やや左に見えるのがさいおんうふシーサーのようです。この辺りは何度も通りがかったのですが、その存在に気付きませんでした。

 さいおんスクエアは、綺麗に整備されていますが、人通りは多くありません。その分静かなので、時々散歩を楽しみました。牧志駅前ほしぞら図書館は、ガイドブックを含め沖縄関係の本が揃っています。